新卒で入った銀行を6ヶ月で退職する話①

新卒で入った銀行を6ヶ月で退社することになった。

一番気持ちが鮮明である今、思いを綴ろうと思う。

 

辞める理由

「なんで辞めるの?」「安定しているのに勿体ない」「半年って早くない?」そう思う人も少なくないと思う。それでも辞めようと思った理由を書く。

 

①業務が向いていない

 私は、主に窓口業務と営業をしていた。

銀行の窓口でミスは許されない。

例えば入出金の金額を間違えたりなんてもってのほか、信用トラブルに繋がる。

そんなピリピリした雰囲気の中、気を張って業務をすることは精神的にとても疲れる。

 そして、窓口に来るお客様は高齢者が多く(平日の日中にしか営業していないのだから当然)、感情のコントロールができない人やクレーマー気質の人、金持ちが故に高圧的な方が少なくなかった。

 業務が精神的にプレッシャーでしんどいし、お客様のことも好きになれない。張りついた笑顔の下にあるのは、苦痛であった。

営業はスクーターを乗らないといけない。

私の支店では、営業にはスクーターに乗らないといけなかった。社用車は上席者のみが使うことになっていた。車の運転免許はあるとはいえ、スクーターには乗ったことがなかった。車と違って事故をすれば、スクーターの場合は生身なので怪我の具合も酷いだろう。とても怖かった。このことを主張しても、「いずれ異動したときに逃げられない」という理由で却下されていた。(そもそも入社前にスクーターのことは聞いていないし、運転免許が採用条件でもなかった。)

 電話営業は、体力的にも、相手の顔が見えないので気持ちも楽だった。ただ、「新人は電話から来店に繋げられたら良い」って話だったのに、「来店されても金融商品の契約を取れないなら意味がない」って年の近い先輩から詰められる日々だった。(あとで書くが、あまり人間関係が良くなかった。)

ちなみに、まだ入行して半年未満、金融商品の販売資格がまだないのにである。こんな理不尽が、きっと時間が経つほど増えていくのだろうなって予想ついた。

 

②人間関係

 私の支店は、1年目を除くと、男性の先輩B、女性の先輩C、それ以降は上席だった。同期や先輩とは、最初は仲良く楽しく過ごしていた。しかし、先輩Bが突然飛ぶような形で退職した

そこから状況が変わった。先輩Bの代わりに、女性の先輩Dが補充で入ってきた。

先輩CとDで仲良くなってしまい、私は少しハブられ気味になった。

女性更衣室では、私が会話に入ろうとしても冷たくあしらわれる。明らかに私の悪口を言っているときもあった。酷いときは、帰り際に更衣室の中でミスについて指摘された。業務時間外なのに。

新入行員は日誌を毎日提出するのだが、CはわざわざDと一緒になって「この文章の日本語の意味が分からない」って言ってくることもあった。(その文章は、同期にも見てもらったけど、そんな意味不明な酷いものではなかった。)

また狭い支店の中でその先輩達に聞き耳を立てられて、言葉遣い等を指摘され続けるのはしんどかった。お客様と電話でトラブルになったことはないが、「今の話し方の何が悪いか分かっていない感じ?」って2対1で超抽象的に言われた。

最近、コンプライアンスにうるさいことから、分かりやすいパワハラやセクハラはない。しかし、陰湿ないじめみたいなものはある。

 

③好きだったことを嫌いになりそうになった

 私は昔から勉強することは好きだった。だから、大学も国公立大学に難なく入学できた。難しい授業や課題を楽しく思えるタイプであった。

 こんな私だから、銀行で資格取得のための勉強をたくさんしないといけないのは大丈夫だと思っていた。しかし、そう甘くはなかった。

 勉強するたびに、嫌な仕事のことを思い出してしまう。

元々、勉強は好きで何時間でも机に向かえるし、楽しくできていたのに。新しい知識が自分の中に入っていく感覚が好きだったのに。金融用語等を見るたびに、参考書を開けるたびに鬱のような気持ちになってしまうのだ。業務時間以外で仕事のことを考えたくないよ、休みたいよって思うようになった。

 

ざっとこんな感じだ。

 

次の記事以降は、入社までの学生生活や就職活動、これからのことについて書こうと思う。